欲求の充足

 こんにちは、野村です。

 

  ご近所の町内会でも、親戚との法事の席でも、嫌われる人はいるものです。

 

 それも多くの人から嫌われる人には、結果に原因があるように、それなりのものを持っています。

 

 その一つのパターンが嫌味を言う人。本人は軽口のつもりで言っているのでしょうが、周りは閉口します。

 

 それに気づかず嫌味を連発し、自分は明るいなどと勘違いすることも(アルアルです)。


 嫌味を連発するのは、未熟な承認欲求に起因するのだと思います。自分は凄いんだ、あなたは低いんだと心が叫んでいるのでしょう。自己顕示性が満たされないので、他者を下げて自分を上げます。

 

 このような自己顕示性の強い人は自分を大きく見せたがります。常に他者との比較の中で生きようとします。

 

 よく似ていますが、自己中心性は自分のことだけを考えます。(いずれか片方の場合と両方の特性が強い場合があります。)

 

 自分のペースで行動したい、自分の都合を強く優先させようとします。人のことなど関係ないな、そんな態度です。

 

 これらの欲求が運転にそのまま表れてしまうと、強引な右折や車間距離をつめて前車をあおる運転となります。それは他者にとって迷惑で危険な行動です。

 

 自分のことをできるだけ客観的に観察する、自分の欲求と冷静に向き合う。とても難しいことですが、大事なことだと思います。

 

                                           (野村幸一)

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