ながら運転の厳罰化

 こんにちは、野村です。

 

 報道によりますと、車の運転中に携帯電話やスマートフォンなどを使用する「ながら運転」の厳罰強化を盛り込んだ道路交通法改正案が閣議決定されました。

 

 ながら運転による交通事故が多発している状況を受けた対応で、今年中の施行を目指しています。

 

 ながら運転の罰則は現在の5万円以下ですが、懲役刑を設け、6ヵ月以下の懲役または10万円以下の罰則に引き上げます。

 

 これらの行為で、事故を起こすなど、交通の危険を生じされた場合の罰則は3ヵ月以上の罰則から、1年以上の懲役または30万円以下の罰則に引き上げます。

 

 運転中のスマホ使用などを原因とする交通事故は昨年2790件起きています。使用違反の取り締まり件数は、約84万2千件に上がっています。

 

 実際にワタシが陸橋などから走行するクルマを観察していると、スマホなどを片手に運転しているドライバーをよく見かけます。

 

 安全運転研修の場でも、運転中のながらスマホを行っていると悪びれずに言う方もおられます。

 

 交通事故の原因の多くは危険の見落としや発見遅れです。ながら運転はそれを引き起こします。スマホなどを使用しながら運転は、飲酒運転と同じくらい危険であるとの認識をもってください。

 

                                           (野村幸一)

  >> スタッフブログ一覧へ