こだわり その2

 こんにちは、野村です。前回の続きです。

 

 ワタシは、オープンカーは気持ちがいいだろうと思って購入しました。確かに心が解放された気分になります。

 

 ただ冬はとても寒かったです。それ以上に真夏はジリジリと日差しがキツク疲れます。(まあ、ワタシが軟弱なことが大きな要因ではあるのですが。)

 

 ですから気候のよい日を選んで屋根を開けていました。

 

 ところが、同じようにオープンカーに乗っている人には、こだわりの強い人がいて、「オープンは年中開けて乗るものだ。閉めているなんてありえない。」と説教をされました。

 

 オープンカー = 年中開けて乗るもの、開けねばならない、とそんな感じです。仕事なら義務や責任を伴いますが、たかが趣味なのに、開けても閉めてもどっちでもいいじゃん、とワタシは思っていました。

 

 面倒くさいので、「そーだね。」とカーリングの選手のように流していました。そんなワタシに彼は、「屋根を開ける、閉める、こだわりがあるな。」と言います。

 

 可笑しいでしょう。こだわっている人が、他人をこだわっていると決めつけているのです。

 

 こだわりや思い込みは、状況を正確に認識できなくさせます。歪みや偏りを生じさせます。状況認識が誤っているのですから、当然問題解決の確率も下がります。

 

 自分の物の見方を冷静に観察し、こだわりによる認識の修正をするのが大事ではないでしょうか。そうしようとこだわることは、間違いではないと思います。

                                           (野村幸一)

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