疲労運転について

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、疲労運転についてです。


 疲労が蓄積した状態での運転は、集中力が低下し、危険の見落としや発見遅れだけでなく、判断や操作ミスも起こしやすくなります。そのため、取り返しのつかない重大事故に至る可能性が高くなります。

 

 企業としても、疲労を蓄積しているドライバーを放置したり、運転を黙認することは問題があります。

 

 そのため、運行管理責任者に個々のドライバーの健康管理を行うことが求められています。

 

 普段からコミュニケーションをとり、異常や疲労を蓄積していないかを見守ることが必要です。ドライバー本人から、体調不良を自己申告できるしくみや、信頼関係も必要となります。疲労や眠気を感じたら、無理をせず休息する指導の徹底も重要です。

 

 運転行動は、比較的単調な環境の中で、単純作業の繰り返しが多いです。しかしその中で、予想しにくい突発的な変化や危険が発生します。そのようなイレギュラーに、対応できる集中と準備が常に必要です。

 

 疲労状態での運転は、この点で非常に不利です。疲労運転の危険性を認識し、普段の睡眠時間を含め、生活パターンを自己管理することが大切です。
 

                                          (平野 勝寛)

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