愛想の悪いソバ屋

 こんにちは、野村です。


 家の近所に美味しいソバ屋さんがあります。


 ところが店員のおばちゃんの愛想がハンパなく悪いのです。

 

 「いらっしゃいませ。」の声は元気がなく、コップをガンとテーブルに叩き付けるように置きます。そして注文を「何しよ?」と横柄なタメ口で尋ねます。

 

 そんなパンチの効いた店ですが、喉越しのよいソバに惹かれつい暖簾をくぐってしまいます。


 先日、友人と行った時のこと。いつものように無表情のおばちゃんが運んできて、勢いよく置いたどんぶりから出汁がこぼれました。まあ別に驚きはしませんでした。仕方がないなと受け止めていました。

 

 そのときおばちゃんがボソッと言いました「こぼれた。」と。そしてテーブルを拭くこともなく落ち着き払って奥に引っ込みました。


 さすがにこれには驚きました。腹が立つというより、ビックリしました。


 しかしその一方、おばちゃんの言うことは『事実』だなと思いました。確かに出汁がこぼれたわけですから。(でも本当は、「ゴメンな」と言ってテーブルを拭くのがまっとうな行動でしょうが。)


 普段からワタシは『事実』と『意見』を分けようと意識しています。その点から言えば、おばちゃんは状況を正しく事実として捉えたなと、バカなことを冷静に考えていました。


 これを機会に『事実と意見』について、時々書いていきたいと思っています。お付き合いください。

                                           

                                           (野村幸一)

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