ヒヤリハット体験を活かしましょう

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、ヒヤリハット体験についてです。


 ヒヤリハット体験とは、重大事故を起こしてもおかしくない一歩手前の事例のことです。

 

 重大事故が発生した際、その前に多くのヒヤリハット体験が潜んでいる可能性があります。また、事故や違反を起こしがちな方に、ヒヤリハット体験が多い傾向が見受けられます。

 

 自分自身のミスだけでなく、他人のミスにより、ヒヤリとすることもあります。それらも含め、もしこのような体験が、最近多くなっているのであれば注意が必要です。


 どのような時、場所、時間帯に、どんなミス(見落とし、判断誤り、操作ミス)をしたかを振り返りましょう。また、今までの運転と比べ、変わった点や不足していた点がないかを探し、必要に応じ修正することをお勧め致します。

 

 ヒヤリハット体験があったということは、危険な行動を起こしたと言えます。次によく似た行動や状況に遭遇すると、次には事故となるかもしれないと考えるべきです。そのうえで、自分自身の運転状況を振り返り、修正をすることで、事故を未然に防止しましょう。


 このような振り返りを行うことで、この先事故や危険となるかもしれないと、早い段階で事故の予兆を感じとるための知識を蓄積できます。加えて、事故や危険に対する感受性も向上すると言われています。

 

 事故とならなくてよかったと考え、ヒヤリハット体験をその場で終えるのではなく、事故予防の貴重なヒントとして、ヒヤリハット体験を活かしましょう。

                                          (平野 勝寛)

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