飲酒運転への考え方

 こんにちは、野村です。

 

 警察関係の方から話を伺いました。大きな繁華街をかかえたある署内で、飲酒運転の検挙が減少したと。

 

 悲惨な事故につながる飲酒運転の減少は素晴らしいことです。

 

 減少した理由は、厳罰化や取締りに加え、地道な啓蒙活動の効果だと思います。

 

 “飲酒運転は絶対にいけないこと”の認識が当たり前になったのではないでしょうか。飲食店でも「ちょっと一杯だけなら」とか「少しくらいなら」という言葉は耳にしなくなりました。

 

 以前は飲酒運転の場面がTVドラマにもよくありました。

 

 先日数十年前のドラマを見ていると、主人公が友人と居酒屋で相談ごとをしながら、酒を酌み交わす場面が度々でてきました。

 

 居酒屋は家から離れた場所で、二人はそれぞれ車でやって来ています。しんみりとするシーンなのですが、飲酒運転が気になり感動に浸れませんでした。それはアカン危ないやろ、どうやって帰るねんとTVにツッコミを入れました。

 

 ドラマを作成し提供する側、見る側ともに、そして社会全体が「少しくらいなら」という風潮だったのかもしれません。それが「少しでも飲酒運転はいけない」という考え方へ変わったのです。当たり前が変わったのですね。それもよい方向へ。

 

 安全の大切さがもっと当たり前になればよいと思います。我々はそのために少しずつではありますが、日々の活動を続けていきたいと考えています。

                                           (野村幸一)

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