車庫入れは急がず、時間をかけるご指導を!

 こんにちは、平野です。

 

 今回の話は、「車庫入れは急がず、時間をかけるご指導を!」です。

 

 4月や5月は、多くの企業様から、新入社員様の安全研修のご依頼を頂戴し、全国各地の自動車教習所で実施させて頂いております。


 新入社員の方は、車庫入れが苦手な方が多いです。切返しができず、狭い駐車場での車庫入れはできないという方もおられます。


 そのため、トレーニングでは、車庫入れの方法に多く時間をかけています。その結果、アドバイス無しで入庫できるようになられます。

 

 ただ、新入社員の皆様は、経験知が少ないため、運転経験が豊富な方と比較すると、車庫入れに、2~3倍以上の時間がかかります。

 

 そのため、ベテランの方からすると、どうしてこんなに時間がかかるのかと不思議に思われたり、もたもたせずにさっさと駐車すれば良いのにと、イライラされる場合があるかも知れません。

 

 しかし、新入社員の方々は、必死で車の動かし方を考えておられるのです。

 

 経験を積み、車庫入れに慣れる必要がある段階で、先を急がせてしまうと、急ぎ癖が身に付いてしまったり、正確なハンドル操作ができず、不要な切り返しが多くなったり、接触事故となる可能性が高くなります。

 

 最初の3~6ヶ月だけでも結構です。少しご辛抱を頂き、事故なく日々の業務を終えるためにも、暖かい目で見守って頂きますようお願い申し上げます。


 車庫入れは、確実な操作と確認をすることが大切です。上長様や管理部門様、先輩の方々には、急がず、時間をかけるご指導をお願いします。
  

(平野 勝寛)

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