ながら運転は危険です!

 こんにちは、野村です。

 

 歯磨きをしながら運転をしているドライバーを見ました。虫歯が気になるのでしょうか。

 

 歯を大切にするのは良いことです。でも、運転中に運転に関係のないことをするのはいけません。

  

 運転をしながら、運転以外のことをすることを「ながら運転」といいます。

 

 このながら運転、事故再発防止研修の面談で、事故を起こした理由としてよく聞くのです。特に、携帯電話や資料を触っていたための追突事故は多いです。

 

 先日聞いたのは、信号待ちで停止する寸前に助手席の資料をとろうとして、ブレーキを踏み外し、前車や追突したというものでした。

 

 人間は同時に二つのことを確実に行うのは難しいものです。片方のことに注意が向き、もう一方への注意が疎かになるためです。

 

 歯ブラシといえば、ワタシは一度、洋式トイレに歯ブラシを落としたことがあります。寝ぼけ眼で歯を磨きながらトイレに座っていて、ふとしたはずみで、くわえていた歯ブラシをポチャーンと落としました。

 

 用を足す前であったので、思い切って歯ブラシを取りました。考えてみれば、トイレで歯を磨くのも、落とした歯ブラシを取るのもおかしな行為です。とにかく懲りたので、それ以降はトイレ歯磨きはやめました。

 

 ながら行為はミスをします。ながら運転は事故に起こす可能性があり危険です。大きな追突事故を起こしてからそのことに気付いたのでは遅すぎます。

 

 安全のため、運転中は、運転以外のことをしないでください。

(野村幸一)

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