こんにちは、高林です。
皆さんは、内輪差という言葉は知っていますか?この言葉は車を運転するとよく耳にするので、ほとんどの方は知っていると思います。
では、その内輪差とどういこうことでしょうか?これも知っている方は多いでしょうが、前輪の通った位置より、後輪が、その内側を通るということです。
この内側って何から見てでしょうか?当たり前ですが、ドライバー(運転席)から見て、ハンドルを回した方向の内側へ入るということです。
当たり前すぎますが、言葉の持つ意味は、その言葉を聞いた人により捉え方が違ってきます。ですから、少し詳しく書きました。
もう少し話を進めます。この内輪差があるたということは、ハンドル操作の量が多くなると、後輪がかなり内側へ入り込む、また、ハンドル操作の時期が早くなると、これも同じ状態になります。
「こんなこと誰でも知っているわ!」と誰も思うでしょう。ですが、この内輪差に接触事故が、企業のドライバーが起こす事故で、多く見受けられます。
では、なぜ起きてしまうのでしょうか?これには色々な原因があります。ひとつ考えれるのは、ハンドルを操作した後に、ドアミラーなどで横の間隔や自車の走行位置の観察が不足していることです。
「そんなんいつも、しっかり見てるわ」と言われる方がいると思います。それはそれで大変良いことです。ですが、現実には、よく見ずに動いてしまい事故に至っているケースが多いのです。
数年、数十年運転をしていて、内輪差をしっていますが、具体的に、どのぐらい入り込むかをご存じでないドライバーもいます。
知っていることを、より踏み込んで理解して頂くことで、より安全になっていけると思います。一度、いつも使っている車の内輪差が、どの程度あるのかを、試してみて具体的に覚えてみてはいかかでしょうか?
(高林一夫)
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