バックは慎重に~ガッツ石松

 こんにちは、野村です。

 

 今回は、バックの話です。バック事故は多く起きています。しかし、安全を確保できない速度でバックをしているドライバーをよく見かけます。大げさではなく、バックは危険な行為であるとの認識を持って行動することが大切です。

 

 このバックの危険を下げようと、機械に頼る方法があります。ギヤをバックに入れると、自動でアナウンスが車外に流れ、周囲に対して注意喚起を行うというものです。

 

 「バックします。ブーブー。バックします。ブーブー。」と、女性の声とブザーが車外に鳴り響きます。これにより、バックするので避けてくださないね、と周囲へ注意を促し伝えているのです。
 
 ところが、わたしにはこの声がどうしても、「ガッツ石松。ブーブー。ガッツ石松。ブーブー。」と聞こえるんです。選挙カーじゃあるまいし、名前を連呼する訳はないのですが、一旦そう聞こえると頭に刷り込まれるようで、いつもそう聞こえてしまいます。

 

 この車外への注意喚起装置も完璧ではありません。いくらアナウンスをしても、高齢者の方などでお身体の具合が悪い方や音の聞こえにくい方の場合は、バックしてくる車を避けることができません。それに人ではなく、障害物の場合は避けてくれるはずはありません。
 
 以前ガッツ石松さんが、人生が360度変わったと言っているのを聞いたことがあります。180度でなく、これでは1周回ってしまいます。おもしろい言葉ですね。でも、自動車をバックさせるときにはピッタリ当てはまります。バックは前進以上に車の周りを360度見る必要があるからです。

 

 注意喚起は周囲にではなく自分にするもの、安全は自分で積極的に確保するものです。危険な行為であるバックは慎重に行いましょう。


(野村幸一)
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