バイクの運転-1

 こんにちは、高林です。

 

 SSD研究所を利用して頂いている企業様の多くは、四輪車を業務で使用されています。また、バイクを使用するところもあります。以前のブログでもバイク研修について書かせて頂きました。今回は、もう少し詳しく、基本的な点や注意点を書かせて頂きます。

 

 バイクは、四輪車と違い、バランスを保つことが大切な乗り物です。また、運転者(ライダー)の身体が露出しているという危険性があります。もっと注意すべきことがあります。これらの点については、もう皆様もご存じだと思います。

 

 たとえば、バイクを運転するときは、四輪車以上に、正しく運転姿勢を保ち、基本にそった運転方法でないと、直ぐにバランスを崩してしまいます。気をつけて乗らなければならない乗り物です。

 

 乗車するときの注意点は、露出性が高いため、適切な服装とヘルメットなどの着装が大事です。夏場のように時期であっても、必ず長袖の上着を着ることが必要です。今年のような猛暑では、どうしても半袖で乗りがちですが、長袖の上着が必要です。

 

 転倒したときに身体を守ること以外にも、直射日光を少しでも避け、疲労などを軽減するために必要です。グローブも同じです。また、プロテクターなども大切です。ある企業様では、このプロテクターの着用を内規にしておられるとこもあります。

 

 プロテクターは、ひじ、ひざ、胸の3点が大切です。これは、自動車学校では、すでに導入されていますが、企業ライダーの方には、これから導入されるところが増えてくると思います。何よりも身体を守ることが大切ですから。

 

 ヘルメットの着装は、暑い時期、深くかぶらずに、うしろにずらした状態になる場合が多くあります。いわゆる「あみだにかぶる」というやつです。あご紐をしっかり絞って、正しく着装して頂きたいものです。

 

 これらが運転前の準備です。あと、忘れてはいけないものがあります。それは、乗車する前に、ちょっとした準備体操することです。バイクは、身体全体を動かして運転します。身体に硬さがあると、どうしてもバランスをくずしてしまうことがあります。

 

 手首や足首を回したり、屈伸をしたりして、柔軟することです。特に、私のように年齢が高くなるほど、身体が固いため、かなり時間をかけ体操してから運転するようにしています。

 

 皆さんの中にもバイクが好きな方、乗られる方が多いかと思います。運転前の準備をきちんとして、楽しいバイクライフを過ごしてほしいですね。また、仕事での運転も同じようにしてほしいです。(次回に続く)

 

(高林一夫)

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