事故から学ぶこと

 先日、岡山県で起きた事故について書かせて頂きます。

 事故は、事故にあった方の自宅近くの市道で起きました。現場は、緩やかな坂道です。警察によると、車の運転をしていた女性は、長男と車を降りて、車の後ろで立ち話をしている間に、車が動き出しひかれたらしいとのことです。この事故で、女性は、死亡し長男は、重体となりました。

 ご自宅付近の日常のありふれた場面で、命を落とされたことや、子供さんが重体となられたことが非常に残念で、やりきれない気分になりました。

 事故の原因は、調査中とのことですが、運転は、やはり、一つ間違えると取り返しのつかないことに至るということを再確認させて頂きました。

 研修では、受講者の方に運転をして頂きます。特に、弊社では、車庫入れが苦手な方を対象にした、駐車トレーニングを多くの企業様からご利用頂き、ご好評を頂いております。

 駐車トレーニングでは、下車を繰り返し、駐車スペースと自車の位置関係を見て、ハンドル操作や内外輪差の理解を深めて頂きます。下車や乗車についても、運転行為であること、その際に事故が起きないように、ドライバーとして正しい措置と手順で乗り降りする必要があることに加え、同乗者の事故防止にも責任を持つ必要があることも説明させて頂こうと改めて思いました。

 目的地に到着するまでは、自分も含め、同乗者の事故防止に責任があるいうことを、改めて深く理解をさせて頂きました。

(平野 勝寛)

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